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エポックミリ秒⇔日時変換ツール|JavaScript・Excelでの使い方も解説

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「エポックミリ秒」または「日時」を入力して変換したい方のボタンをクリックしてください。
(「エポック秒」から変換する場合は末尾に「000」を付与)

エポックミリ秒(UNIX時間ミリ秒)を、わかりやすく日付や時刻に変換できるツールです。

上の変換ツールにエポックミリ秒を入力すれば、即座に日時を取得できます。

逆に日時からミリ秒に変換することも可能です。

エポックミリ秒とは?

エポックミリ秒(epoch milliseconds)とは、1970年1月1日 00:00:00 UTC を基準時刻(エポック)として、そこからの経過時間を「ミリ秒単位」で表した数値です。

  • 秒単位のエポック秒1640995200 のような10桁の数値
  • ミリ秒単位のエポックミリ秒1640995200000 のような13桁の数値

例:

  • 0 → 1970-01-01 00:00:00 UTC
  • 1700000000000 → 2023-11-14 10:13:20 UTC(日本時間に変換すると+9時間)

エポックミリ秒とエポック秒の違い

項目エポック秒エポックミリ秒
単位ミリ秒
桁数10桁程度13桁程度
精度秒までミリ秒まで
用途UNIX系システム・古いAPIJavaScript・一部API
※表は横スクロールできます

変換が必要になるケース

  • プログラミング言語やAPIの仕様差
    例:JavaScriptではDate.now()がミリ秒を返すが、UNIXコマンドdate +%sは秒を返す
  • ログ解析
    サーバーログやアクセス解析ツールがミリ秒単位で記録する場合
  • データベース処理
    タイムスタンプカラムの単位が異なる場合の変換

JavaScriptでのエポックミリ秒変換方法

// 日時 → エポックミリ秒
const ms = new Date("2025-08-08T10:00:00Z").getTime();
console.log(ms); // 1754637600000

// エポックミリ秒 → 日時
const date = new Date(1754637600000);
console.log(date.toISOString()); // 2025-08-08T10:00:00.000Z

Excelでの変換方法

Excelの日付シリアル値は「1900年1月1日」を基準にしており、エポックとは基準日が異なります。

エポックミリ秒 → Excel日付

※A1にエポックミリ秒が入っている場合

= (A1 / 1000 / 86400) + DATE(1970,1,1)

Excel日付 → エポックミリ秒

= (A1 - DATE(1970,1,1)) * 86400 * 1000

UTCとタイムゾーンの注意点

  • エポック時間は常にUTC基準
  • 日本時間(JST)は+9時間
  • 変換時にタイムゾーンを意識しないと、日付や時刻がずれることがある

まとめ

  • エポックミリ秒は1970年1月1日からの経過時間をミリ秒単位で表したもの
  • 秒単位の「エポック秒」と混同しないよう注意
  • JavaScriptやExcelなど、環境に応じて変換方法は異なる
  • 上部の変換ツールを使えば、複雑な計算なしに即変換可能

💡 ブックマークしておくと、ログ解析や開発作業でいつでも変換できて便利です。

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フリーランスエンジニア
仕事にも趣味にも IT を駆使するフリーランスエンジニア。技術的な TIPS や日々の生活の中で深堀りしてみたくなったことを備忘録として残していきます。
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