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バイオリズムはギャンブルに使えるのか、自分で計算して確かめる

saratogax
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「今日はやけに調子がいい」

「今日は何をやっても噛み合わない」

そんな日ごとの波を生年月日だけで計算してしまうのが、「バイオリズム」です。

勝ち負けがはっきり出るギャンブルの世界でも、「今日は調子がよさそうだから勝負する」という語られ方をすることがあります。

ただ、バイオリズムは科学的に実証されたものではなく、賭けの根拠に使えるものではありません。

それでも面白いのは、計算式そのものが驚くほど単純で、誰でも自分の手で再現できるという点です。

この記事では、バイオリズムと数秘術(誕生数)の計算式を、PHP のサンプルコードで確かめていきます。

バイオリズムとは

バイオリズムは一般的に浸透している言葉なので、ここでの説明は省略してウィキペディアに託します。

説明にも書かれている通り、気休め程度なものなのですが、ちょっと違う分野のデータ分析に活用できないかと考えていたので調べてみました。

バイオリズムとは、心身の状態を表す3種類の波のことをいうが、科学的に実証されていない仮説にすぎず、疑似科学と見なされている。

バイオリズム

バイオリズムの計算式

実際に調べるまで知らなかったのですが、バイオリズムは計算式を使って簡単に算出することができることにビックリしました。

ウィキペディアの説明に 3 種類と書かれていましたが、それらは「身体」「感情」「知性」のことを指していて、それぞれ微妙に周期バランスが異なります。

実際の計算式は以下になります。

PHP で書くとこんな感じ。


(t には「誕生日」から「対象日」までの日数が入る)

身体(physical)

sin(2 * pi() * t / 23)

上記では 23 で割り算をしていますが、種類ごとの周期は以下の通りです。

種類周期
身体(physical)23
感情(sensitivity)28
知性(intellectual)33

使うのはサインと掛け算・割り算だけなので、コードを書かなくても電卓で計算できます。

まとめて何日分も出したいときは、PHP だと以下のように書けます。

<?php

  $p = pi();
  $base_date = new DateTime('2019-12-13');
  $birthday = new DateTime('2000-01-01');

  $diff = $birthday->diff($base_date);
  $days = $diff->days;
 
  $bio = [];

  foreach (['p' => 23, 's' => 28, 'i' => 33] as $key => $val) { 
    $bio[$key] = intval(sin(2 * $p * $days / $val) * 10000) / 100;
    echo $key . ": " . $bio[$key] . PHP_EOL;
  }

結果は、

p: -97.9
s: 97.49
i: -97.18

バイオリズムの値は 1 から -1 までの数値が算出されますが、ここではわかりやすく 100 から -100 に収まるように計算させています。

100 に近ければ好調期、-100 に近ければ不調期、0 は不安定期と判断されるようです。

とはいえ、知りたくなるたびにコードを書くのは面倒ですよね。

冒頭のギャンブルという文脈でいちばん試しやすいのは、出走する人が毎回はっきりしている競馬です。

姉妹サイトで、騎手と調教師のその日のバイオリズムを自動計算するツールを公開しています。

ここで紹介した 23・28・33 日周期の計算式を、そのまま人物ごとに当てはめただけのものです。

バイオリズムは、一般的にはグラフで視覚的に見て先を見据えるものなので、参考になりそうなサイトを紹介しておきます。

数秘術とは

「数秘術(数秘学)」という言葉は、職場の同僚と話している時に教えてもらいました。

偶然にも数年前に、自分の誕生数(バースナンバー)を知る機会があったので、これが数秘術だったのかと今になって脳がスッキリした感じがします。

数秘術といってもいくつか種類があり、私が知っていたものは一番シンプルなタイプ(ピタゴラス式)でした。

他にも、「カバラ数秘術」や「ヨガ(ホオロカヒ)数秘学」など流派があるようなので、ここでもウィキペディアで詳細を確認してみましょう。

数秘術とは、西洋占星術や易学等と並ぶ占術の一つで、ピタゴラス式やカバラ等が有名である。「数秘学」とも言う。 一般的な占術の方法は「命術」で、占う対象の生年月日や姓名などから、固有の計算式に基づいて運勢傾向や先天的な宿命を占う方法である。

数秘術

職場で教えてもらったのは「ヨガ(ホオロカヒ)数秘学」だったのですが、こちらは計算式がネット上では見つからなくて、皆さんセミナーや講座・セッションなどに参加して勉強されているようでした。

9 個のマス目を使ったもので、相性判断などにも応用できるとのこと。

「ピタゴラス式」や「カバラ数秘術」であれば、PHP などのプログラムでも簡単に算出できそうですね。

ピタゴラス式の計算式

ピタゴラス式は自分の生年月日を 1 桁ずつに分解して、それらを足していきます。

例えば、2000 年 1 月 1 日生まれなら、以下のように計算できるのですが、この日付はゼロが多くてサンプルとしてはイマイチでしたね・・・。

2 + 0 + 0 + 0 + 0 + 1 + 0 + 1 = 4

結果、「4」が誕生数(バースナンバー)となります。

もし合計が「10」を超えた場合は、その 2 桁も 1 桁ずつに分解(1 と 0)してさらに足してみましょう。

例えば合計が「15」だったら、1 + 5 で誕生数は 6 となります。

「カバラ」の方は計算方法が若干異なり、11・22・33 という特別な意味を持った数字を別途扱います。

では、実際にピタゴラス式を PHP で計算してみましょう。

<?php

    function getBirthNumber($number) {
        $total = 0;
        foreach (str_split($number) as $s) {
            $total += $s;
        }
        return $total;
    }
    $total = 20000101;
    do {
        $total = getBirthNumber($total);
    } while ($total > 9);

    echo $total . PHP_EOL;

誕生日が 2019 年 12 月 31 日の場合は、合計が 19 となり、それぞれ(1 と 9)を足すと 10 なのでさらに(1 と 0)足して 1 となります。

この算出された誕生数があなたの数字で、この数字ごとに性格や特徴が説明されています。

詳しくは最後に紹介する本を読んでみてください。

カバラ式の計算式

先ほど「カバラの方は計算方法が若干異なる」と書いたので、そちらも見ておきましょう。

足し算のやり方はピタゴラス式と同じで、生年月日を1桁ずつに分解して足していきます。

異なるのは、1桁になるまで繰り返す途中のルールです。

11・22・33 が出てきた時点で計算を止めて、その数字をそのまま残します。

この3つは「マスターナンバー」と呼ばれ、1桁まで還元した 2・4・6 とは別の意味を持つものとして扱われます。

実際に、1989 年 3 月 17 日生まれで計算してみましょう。

1 + 9 + 8 + 9 + 0 + 3 + 1 + 7 = 38
3 + 8 = 11

ピタゴラス式ならここからさらに 1 + 1 = 2 まで還元しますが、カバラ式は 11 で止めるので、誕生数は「11」になります。

コードにするなら、先ほどの getBirthNumber() をそのまま使い、ループを抜ける条件だけを変えれば済みます。

<?php

    $masters = [11, 22, 33];
    $total = 19890317;

    do {
        $total = getBirthNumber($total);
    } while ($total > 9 && !in_array($total, $masters, true));

    echo $total . PHP_EOL;

結果は「11」となり、ピタゴラス式で求めた場合の「2」とは違う数字になりました。

ちなみに 33 だけは、マスターナンバーに含めない考え方も一部にあります

参考にする本やサイトによって扱いが変わるので、どの定義に沿っているかは先に確認しておくと安心です。

ここでのカバラ式のルールは、カバラ数秘術とは? 計算方法から運命数の意味・性格・運勢まで(マイナビウーマン)の説明を参照しました。

まとめ

ここまで、自分の特性やリズムを意識するための方法と、その参考値を算出する PHP のサンプルコードを書いてみました。

  • バイオリズム
  • 数秘術(数秘学)

冒頭の問いに戻ると、バイオリズムを賭けの根拠にできるかといえば、答えは「できない」です。

周期が 23・28・33 日で固定されている以上、波の形は生年月日だけで決まってしまいます。

その日の馬場や相手関係といった、勝敗を実際に左右する要素とは何の関係もありません。

それでも、自分のコンディションを振り返るきっかけとしてなら、十分に楽しめると思います。

本当は「ヨガ数秘術」が知りたかったのですが、すごく気になっちゃったので仕事帰りに「おしごと数秘術」という本を買っちゃいました。

調べてみたところ、私の誕生数は、本に書かれていた内容とピタリとマッチしている部分がいくつかあり、数年経ってようやく納得できた気がします。

科学的な証明はないですが、悩みを抱えた時や、最近うまくいかないなっと思った時に、自分自身を振り返ってみるのもいいかもしれませんね。

競馬で試してみたい方は、姉妹サイトの騎手・調教師バイオリズム計算ツールから、その日のバイオリズムを確認できます。

ヨガ数秘術については、またの機会に職場の同僚から詳しく聞いてみたいと思います。

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フリーランスエンジニア
仕事にも趣味にも IT を駆使するフリーランスエンジニア。技術的な TIPS や日々の生活の中で深堀りしてみたくなったことを備忘録として残していきます。
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