テニスラケットのグリップサイズを調べる方法
皆さんはグリップの太さって意識したことありますか?
多分、ラケット購入時に店員さんに聞かれたり、実際にラケットを握って決定してもらっていると思いますが、初心者の方の多くは覚えていないし調べ方もわからないと思います。
でも安心してください。
グリップの太さなんて意識する場面は滅多にないですし、大きさの確認をされることもありません。
しかし、何かのキッカケでグリップの太さについて疑問を抱く時がくるかもしれません。
そんな時のために、サイズの確認の方法や太さを意識する時について経験をもとに紹介してみたいと思います。
グリップの太さの種類
日本で売られている一般テニスプレイヤー向けラケットの多くは、グリップサイズが「1」「2」「3」のどれかになると思います。
標準的なサイズは「2」になりますが、手の大きさには個人差があるので、手が小さい方は「1」、大きい方は「3」を選択することもあります。
目安としては、グリップを握ったときに「親指と他の指の隙間が1cmくらい」だそうですが、上からグリップテープを巻くことを考えて確認しておいた方が安心です。
心配ならテニスショップの店員さんに確認してもらうのもいいですね。
ちなみに、体が大きい人の場合、グリップサイズが「3」でもしっくりこないケースがあると思います。
私の周りでも、実際にすごく大柄な人がいます。
その人の場合は、取り寄せになる可能性は高いと思いますが、グリップサイズ「4」以上のものが存在するので安心してください。
グリップの太さ(サイズ)の確認方法
グリップサイズの調べ方は簡単です。
どのラケットでもほぼ共通ですが、グリップの先端にメーカーのロゴマークがついていると思います。
このロゴマークの周囲に「1」「2」「3」など小さな数字が書かれているのに気付いたでしょうか?
私の知る限り、Wilson や Babolat のラケットには数字が入っていました。
例えば、「Babolatのピュアドライブ2018」の場合は以下の写真の赤枠の部分です。
これがそのままグリップサイズになります。
ショップでラケットを購入する際には、間違って違うサイズのものを買わないように気を付けてくださいね。
多くのショップでは、購入時に確認してくれると思いますが。
グリップテープを初めて自分でまく時
私がグリップサイズを意識するキッカケになったのが、自分で初めてグリップテープを交換した後でした。
ちょうどストロークが絶好調の時期に貼り替えたのですが、その後、ストロークの調子が下がってきた時に、グリップが以前より細くなった気がしてすごく気になり始めたのです。
グリップとグリップテープの間のシートを剥がしてしまった?
日本限定モデルのラケットだったので元々細かった?
などなど、何かグリップに対する原因を探そうとしたのですが、自分のラケットについてそれまで詳しく知ろうとしていなかったので、過去の状態と比較ができなかったのですよね・・・。
その頃は、グリップサイズを 1 つ大きいラケットに買い替えようとか、グリップテープを二重に巻いてみたら直るかななど、さらに暴走しかかっていました。
確かに、グリップの太さを調整するアイテムも売られています。
しかし、グリップの角が丸みを帯びてしまったり、グリップが回転しやすくなってしまったりと、変な癖がついてしまう心配もありました。
結果的に、ストロークにはその後も悩み続けることになるのですが、原因はきっとグリップではなかった気がします。
グリップだけに意識がいくと他の正しくできていない部分に気付けなかったりするのかもしれませんね・・・。
まとめ
グリップテープを初めて自分で貼りかえる時は、前の状態をスマホのカメラなどで撮影して、元の状態と比較できるようにしておくといいと思います。
また、グリップだけでなくラケットのスペックについても写真で残しておきましょう。
スペックはメーカーによってフレーム部分に書かれていたり、スロート(Y字の部分)の内側に書かれていることが多いです。
あと、グリップがボロボロになるまで使う人も結構いますが、普段のプレイにも影響するので、汚れや破れが気になったらなるべく早く交換することをオススメします。
一度、自分で貼り替えてみたらすぐに慣れますし、スクールのコーチやショップの店員さんが気軽に貼り替えてくれそうならお願いしちゃいましょう。