テニス歴10年の40代エンジニアが語る、運動を続けた身体の変化とメリット
36歳の頃、ずっと座りっぱなしのエンジニア生活に限界を感じてテニスを始めました。
あれから10年。
運動経験ゼロの中年が続けると、身体はどれだけ変わるのか?
今回は、その10年間を記録としてまとめてみました。
同じように運動不足に悩むエンジニアの参考になれば幸いです。
運動ゼロだった頃の私は、こうなっていたと思う
40代に入ったエンジニア仲間を見ていても感じることだが、運動をしていないと「身体の下降線」がわりとストレートにやってくる。
- 階段で息が上がる
- 朝起きたとき腰が重い
- 肩こりが治らない
- 仕事していて集中が切れやすい
- 太りやすく、戻りにくい
もし10年前の私が運動ゼロで40代に突入していたら、確実にこうなっていただろう。
テニスを10年続けたら、身体はこう変わった
これは完全に体験談だが、10年続けると“気付いたら変わっていたこと”が色々ある。
● 階段の息切れが消えた
ちょっと驚いたのはここ。
テニスって意外にも短距離ダッシュの繰り返しで、これが地味に心肺を鍛えてくれる。
会社の階段を駆け上がっても息がまったく乱れない日が来るとは思わなかった。
● 足腰が“仕事の味方”になった
長時間の立ち作業や外出が、本当に楽になった。
テニスで鍛えられた筋力のおかげで、膝と股関節に変な不安感がない。
運動をしていない40代と比べると、日常生活での“持ちこたえる力”がまるで違うと思う。
● 肩こり・腰の重さが激減
ラケットを振る動きは上半身の可動域を自然に広げてくれる。
そのおかげか、慢性化していた肩こりがかなり減った。
「こんなに楽になるんだ」と、正直びっくりした。
● 睡眠の質が上がり、仕事の集中力も変わった
週1〜2回しっかり動くと、夜にすっと眠れる。
その結果、仕事も集中しやすくなっていく。
運動とパフォーマンスの関係って、想像以上に深い。
怪我もゼロではなかった。でも、それを含めて“身体の取材”だった
テニスは怪我がつきものだ。
私も10年の中で、軽い痛みや違和感を何度も経験した。
- 股関節の張り
- ふとももの疲労感
- 足底腱膜炎(筋膜炎)
- 椎間板ヘルニア
ただ、これらの怪我はすべて 「原因 → 対策 → 再発防止」 まで含めて、身体への理解が深まる良い学びだった。
中年になると「無理すれば何とかなる」という感覚は通用しなくなる。
痛みが出たらケアをし、シューズやガットの選び方も見直す。
自分の身体と対話しながら調整していく感じだ。
むしろ、怪我のおかげで 「動ける体を維持するために必要なメンテナンス」 を覚えられたと思っている。

テニスに使った費用は“自己投資の記録”
この10年でかけた費用も、立派な取材成果だと思っている。
- スクールレッスン
- シューズ、ガット、ウェア
- ラケット買い替え
- コート代
- サポートウェア(CW-Xなど)
10年分積み上げれば結構な額になる。
でも、エンジニアとしての集中力や生活の快適さ、メンタルの安定まで含めると、費用対効果は十分すぎるほど感じている。
“ジムには通わないけど、テニスなら続けられる”
そんな人種がいるのもよく分かった。

まとめ
10年間、自分の身体を観察し続けて分かったのは、「40代でも身体は必ず変わる」というシンプルな事実でした。
今後もテニスと日常の体調を丁寧に記録しながら、中年エンジニアの運動事情を“取材”していきたいと思います。
