【体験談】突然、交番のお巡りさんが訪問!タブレット片手に来た理由とは?
先日、自宅のインターフォンが鳴ったときのことです。
宅配便が来たのかなと思ってモニターを確認すると、タブレットのような端末を持った人物が映っていました。
一瞬、「これは怪しい勧誘かも…」と身構えましたが、よく見ると交番のお巡りさん!
何か知らないところで犯罪を犯してしまったのかと、心臓がバクバクしつつドアを開けてみると、実は「巡回訪問(巡回連絡)」というものでした。
このとき私自身、かなり焦ってしまったので、同じように驚いた経験をした方のために、この記事では以下の内容をまとめます。
- 巡回訪問とは何なのか
- なぜ警察官がタブレットを持って訪問するのか
- 実際にどんなやり取りをするのか
- 対応時の注意点と安心ポイント
巡回訪問(巡回連絡)とは?
「巡回訪問」は、交番勤務の警察官が担当エリアを回りながら、地域住民と直接顔を合わせて情報交換をする活動です。
昔は紙の台帳を持って訪問していましたが、最近はタブレット端末を併用して業務を行う形に変わりつつあります。
主な目的
- 防犯や災害時に迅速に対応できるよう、地域住民の情報を把握する
- 最近の犯罪発生状況や防犯情報を住民に伝える
- 住民の不安や相談ごとを聞き取る
つまり、営業でも勧誘でもなく、完全に警察の公式活動です。
実際の訪問でのやり取り(私の体験談)
今回、私が体験した巡回訪問では、次のような流れでした。
- 「巡回訪問で来ました」と説明される
最初に、今回の訪問が何のためなのかを簡単に説明されました。
「地域の安全のために定期的に巡回しています」といった内容です。 - 巡回訪問カードの記入
紙の「巡回訪問カード」を渡され、名前や連絡先などを記入しました。
これは、災害や事件があったときにスムーズに連絡が取れるようにするためのものだそうです。
記入したカードはファイルにまとめて、交番の鍵の掛かったところで保管されているとのことでした。 - 職業などの簡単な質問
記入内容以外にも、職業など少し詳しい情報を軽く聞かれました。
これは補足として記録するためとのことです。
一般的なケースでは…
一般的には、このタイミングで「最近何か困っていることはありませんか?」といった質問をされる場合もあるそうです。
ただ、私の場合はそのような質問はなく、説明とカード記入、簡単な確認が中心でした。
タブレットを持っていた理由
今回のお巡りさんは、紙の巡回訪問カードとは別にタブレットも持っていました。
カードへの記入は紙で行い、その場でタブレットに入力することはありませんでした。
おそらくタブレットは、以下のような目的で使われていると考えられます。
- 訪問履歴の管理
「何月何日にどの世帯を訪問したか」という記録を残すため。 - 補足情報の入力
職業や世帯構成など、カードに書かれていない簡単な情報をデジタルで補足するため。 - 地図やエリア確認
担当区域を効率的に巡回するための地図表示など。
つまり、紙とデジタルを併用しながら、地域の安全管理を効率化しているイメージです。
不安になったら「警察手帳」を確認
最初は怪しい訪問かと思ってしまいましたが、実際に応対してみると安心できました。
もし少しでも不安を感じた場合は、警察手帳(身分証明書)の提示をお願いしても大丈夫なようです。
本物の警察官なら、快く提示してくれます。
対応時のポイント
最後に、巡回訪問が来たときの対応ポイントをまとめます。
- 慌てずにインターフォン越しに確認
- 宅配便かどうかをまず確認
- 「交番の○○です」と名乗られたら安心して応対
- 不安ならドア越しに会話でもOK
- 個人情報は最低限だけ伝える
- 巡回訪問カードの内容がベースにはなりますが、あまり個人情報を出したくないなら相談しても問題ありません
- 怪しいと感じたら警察手帳を確認
まとめ
最初は「えっ、自分が何かした?」とドキッとしましたが、巡回訪問は地域を守るための活動で、特別なことではありませんでした。
こうした訪問があることで、いざという時に迅速に助けてもらえる可能性が高まります。
よく、火事のニュースの時に、「この住宅には◯歳の男性が住んでいるとのことですが、本人や家族と連絡が取れていません」みたいな情報が伝えられることがありますよね。
あれにも使われていると思われます。
もし同じように突然お巡りさんが訪問してきても、安心して対応してくださいね。
訪問後の気持ち
私自身、今回の経験でかなりホッとしました。
一瞬「自分が知らないうちに犯罪でも犯したのでは…」と心配になりましたが、ただの確認活動とわかって安心しました。
同じように驚いた経験をした方の不安が少しでも和らげば幸いです。