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Cursor Proで「急な利用制限」!Opus 4.5の使いすぎに注意?追加課金なしで開発を再開する全手順

saratogax
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AIコードエディタとして最強の呼び声高い「Cursor」。私も月額$20のProプランを契約し、AI Agent機能でバリバリとコードを書いていました。

しかし、ある日突然、画面に衝撃のメッセージが。

「プランの制限に達しました。アップグレードするか、クレジットを追加してください」

「えっ、Proプランなのに?」「知らない間に追加料金が発生してるの?」と一瞬焦りましたが、調査した結果、原因はモデルの選択とCursorの課金システムにありました。

今回は、同じ悩みで困っている方に向けて、原因の正体と「1円もムダにしない」解決策をまとめます。

原因は「Claude 4.5 Opus」の圧倒的なトークン消費量

なぜ、1ヶ月の更新日を待たずに制限がかかってしまったのか。その理由は、私が使っていたモデル**「Claude 4.5 Opus (High Thinking)」**にありました。

  • Opusは「超」高級モデル: 思考能力が極めて高い分、1回のリクエストで消費されるトークン量が他のモデルに比べて圧倒的に多いです。
  • AI Agent(Composer)との組み合わせ: Composerは裏側で何度もコードを読み書きするため、Opusを使っていると、わずか数時間の作業でも1ヶ月分の無料枠を使い切ってしまうことがあります。
  • 実績の確認: 私のUsage画面を確認したところ、Opusだけで**$45.94分**も消費していました。月額$20のプランで、実はその倍以上の価値をすでに使い切っていたのです。

不安を解消:勝手に追加課金はされない

ここで一番不安なのは「身に覚えのない請求が来るのでは?」という点ですが、安心してください。

Cursorの仕組みでは、Proプランの枠を使い切ったからといって、ユーザーが明示的に許可しない限り自動で追加請求が行われることはありません。利用が止まるか、非常に返答が遅い「低速モード」に切り替わるだけです。

解決策:追加クレジット設定と「賢いモデル選び」

「1/26の更新日まで使えないのは困る!」という場合、以下のステップで安全に、かつ安価に利用を再開できます。

1. On-Demand Usage(従量課金)を有効にする

Settings画面の「On-Demand Usage」をオンにします。この際、「Spend Limit(支払い上限)」を自分で設定できるのがポイントです。

私は「まずは$20まで」と上限を設定しました。これなら、万が一使いすぎても$20以上の追加請求は発生しないので安心です。

Spend Limit(支払い上限) - Cursor Proで「急な利用制限」!Opus 4.5の使いすぎに注意?追加課金なしで開発を再開する全手順

2. 「Composer 1」モデルに切り替えて節約

再開後の秘策は、モデルを 「Composer 1」 に変更することです。

  • コストが劇的に安い: Opus 4.5に比べて単価が非常に低いため、同じ作業をしてもクレジットの減りが格段に遅くなります。
  • 無料バッファ(Free Usage)の存在: 実際に履歴を確認したところ、Composer 1での利用分は「Free」と表示されていました。これはCursor側がサーバーの空き状況に応じて提供しているボーナス枠で、これを使っている間は先ほど設定した$20の追加枠すら削られません。
モデルの切り替え - Cursor Proで「急な利用制限」!Opus 4.5の使いすぎに注意?追加課金なしで開発を再開する全手順

まとめ:Cursorを賢く使いこなすためのモデル使い分け術

今回の経験から学んだ、Proプランを最大限に活かす使い分け術がこちらです。

シーンおすすめモデル特徴とコスト感
普段の開発・爆速コーディングComposer 1【最安】 爆速で動作し、追加課金の枠をほとんど消費しない。まずはこれ!
標準的な開発・高度な修正Sonnet 4.5【主流】 賢さとスピードのバランスが最高。日常的な「エース」モデル。
難解なバグ・複雑な設計相談Opus 4.5【最高級】 最終兵器。ここぞという時だけ切り替える。思考モードは特に強力。
※表は横スクロールできます

「制限」の表示が出ても、それはアップグレードへの強制ではなく、賢い運用への切り替えのタイミングです。ぜひ「On-Demandの上限設定」と「モデルの使い分け」で、ストレスのないCursorライフを送りましょう!

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フリーランスエンジニア
仕事にも趣味にも IT を駆使するフリーランスエンジニア。技術的な TIPS や日々の生活の中で深堀りしてみたくなったことを備忘録として残していきます。
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