「テイクバックは小さく」の罠!?振り遅れを防ぐフォアハンドの極意
テニスのレッスンで「テイクバックが大きすぎるから、もっとコンパクトに!」とアドバイスされたことはありませんか?
実は、そのアドバイスを鵜呑みにしてスイングを小さくしすぎることが、逆に「振り遅れ」や「コントロールミス」の原因になっているかもしれません。
今回は、人気YouTubeチャンネル『ぬいさんぽ』さんの動画を参考に、振り遅れを防ぎつつ力強いショットを打つための「逆転の発想」を解説します。
この記事を読むことで、安定感のあるフォアハンドを手に入れるヒントが見つかるはずです!
動画の核心:重要なポイント
動画の中で解説されている、フォアハンドを安定させるための核心的なポイントを3つに絞ってご紹介します。
ポイント1:コンパクトなテイクバックに潜む「罠」
[03:07] 多くの人が「振り遅れを防ぐためにテイクバックを小さくする」と考えがちですが、これには大きな落とし穴があります。
テイクバックを無理に小さくすると、パワーを出そうとして無意識に手首の力を使ってしまい、結果としてラケット面が開いて出てくる「本当の振り遅れ」を招いてしまうのです。
ポイント2:大きく引いて、小さく終わる「大→小」のリズム
[05:46] ぬいさんぽ流の極意は、「テイクバックは大きく、フォロースルー(打ち終わり)は小さく」することです。
しっかりと大きな円を描くように準備することで、ラケットの重みや遠心力を利用でき、パワーと安定感が生まれます。
逆に打ち終わりをコンパクトにすることで、体が前に流れすぎるのを防ぎ、次の動作への素早い準備が可能になります。
ポイント3:正しい「大きいテイクバック」の定義
[06:53] 「大きく引く」と言っても、ただ体を回しすぎて背中側までラケットを持っていくのはNGです。
それは「竹とんぼ」のように軸がブレる原因になります。
重要なのは、脇を開けて右側(利き手側)にスペースをしっかり作ること。体全体でゆったりと準備するイメージが、再現性の高いショットを生みます。
実践してみた感想・気づき
読者の方からも、非常に興味深い感想をいただきました。
「以前、ラケットヘッドを上にしてグルっと回すようなテイクバックをしていた時期があり、その時は自分でもしっくりきていました。しかし、コーチから『大きいから振り遅れるよ』と言われ、無理にコンパクトに変えてしまったんです。
でも、この動画を見て『やっぱりあれで良かったんだ』と少し後悔しています。結局、振り遅れるのはスイングの大きさの問題ではなく、打点に入るタイミングや準備の早さの問題なんですよね。
無理に肘を引いたり形を小さくしようとすると、その場しのぎの動きになってしまい、ショートラリー(ミニテニス)のような短い距離でも再現性が低くなる気がします。しっかり準備さえ早くすれば、大きなスイングの方が自分のリズムでタイミングを合わせやすいと改めて感じました。」
まさにその通りですね!「形」を小さくするよりも「準備の開始」を早くすること。これが上達への近道かもしれません。
まとめ:明日から使えるアクション
今回のポイントをまとめると、明日からの練習で試すべきことは以下の通りです。
- 「小さく引かなきゃ」という強迫観念を捨てる。
- 脇を空け、ラケットヘッドを立ててゆったりと大きな円を描く準備をする。
- その代わり、ボールが来たら誰よりも早く準備を開始する。
- 打ち終わり(フォロースルー)をコンパクトにまとめて、体の軸を安定させる。
まずはショートラリーから、自分にとって一番リズムの取りやすい「大きな準備」を試してみてください。きっと、今までよりもボールを厚く捉えられる感覚が掴めるはずです!
