テニスの試合中にいつでもスコアがわかるスコアリングライト(携帯用スコアキーパー)
あれっ、今って 30-15 だっけ?
次、アドサイドからのサーブで良かったかな?あれっ、でもサーティーオールだった気もするな
相手に合わせてチェンジコートしたけど、ゲームカウントってどうなってたっけ
テニスの試合に熱中しているとスコアがわからなくなる場面ってありますよね。
ダブルスだとペアに確認することができるし、相手も 2 人いるので誰かに頼れば解決する可能性が高いです。
しかしシングルスだと相手にしか確認することができません。
お互い試合に集中しているし、リズムを崩したくはないですよね。
今回はラケットに装着するスコアリングアイテム(スコアキーパー)を入手したので紹介していきます。
これで試合に集中できること間違いなしです。
スコア管理できるアイテム
商品名は「スコアリングライト」で、世間一般ではスコアキーパーとも呼ばれています。
手動タイプの携帯用スコア計測アイテムになりますが、ラケットの内側に装着できるため邪魔にならないのが特徴。
重量もたったの 1.9g なのでラケットワークの負担になることもありません。
縦横の長さも測ってみましたが、縦 8cm で横が 2cm と大半のラケットには装着可能です。
(iPhone の計測アプリは便利ですね)
シールタイプなので、粘着面を考えるとラケットのフレームサイドではなく、スロート(シャフト)部分に貼るのが最適となります。
スコアリングライトについて
スコアリングライトの特徴は、コンパクトかつ価格も安いところです。
ラケットに貼るので、粘着面だけどうにかすれば他のラケットへの貼り替えもできなくはなさそう。
パッケージの表裏はこんな感じ。
簡単な商品画像と説明が書かれています。
パッケージを開けると、以下の 3 つのアイテムが入っています。
・スコア・ゲームカウント
・セットカウント
・アルコールシート
スコア・ゲームカウント
長い方が、スコアとゲームカウントを両方管理できるアイテムです。
スコアは 0 から 40 はもちろん、アドバンテージまで把握しておくことが可能。
ゲームカウントは 0 から 7 までとなっています。
個人的には、ゲームカウントの管理をメインとして、スコアは余裕がある時だけで十分かなと思います。
試合慣れしている人なら常にスコアを変動させる余裕もあると思いますが、試合でイッパイイッパイの人はスコアの切り替えを忘れて余計に混乱する可能性もありそうです。
試合が接戦になればなるほどスコアが飛びやすいので、今のゲームのスコアだけに集中できれば精神的にも楽になりますよね。
セットカウント
コンパクトな方は、セットカウント管理ができるアイテム。
一般のテニスプレイヤーがセットカウントまで意識するケースは少ないと思うので、ラケットに貼らなくてもいいでしょう。
(1 セットマッチが多いですよね)
もしかすると団体戦だと活躍する場面もあるのでしょうか。
団体戦は未経験なもので・・・。
アルコールシート
スコアリングライトを貼る前にアルコールシートで接地面を掃除しておきます。
除菌シートなどでも代用できるので、乾いてしまったり、なくしてしまった場合も慌てなくて大丈夫です。
スコアリングライトの装着方法
写真ではわかりにくいですが、ラケットのこの部分にスコアリングライトを貼れば邪魔にならないという想定です。
一般的には、以下の用途に利用されている場所ですね。
・ラケットのスペックが書かれている
・ガットの情報が書かれたシールが貼られる
アルコールシートで拭く直前に気付いたのですが、私のラケットはスロート(シャフト)の内側が完全なフラットではありませんでした。
構造上の設計なのかオシャレなのか、外側にかけて少し湾曲しています・・・。
(まあ、前者ですよね)
スコアキーパーは柔らかいプラスチック素材とはいえ、外側が浮いてしまうのではないかと不安になります。
ただ、もう買ってしまったので後戻りはできません。
(しかも 3 つも買ってしまってます)
まずは、スコアキーパーの裏面の紙を剥がして粘着シールの状態にします。
実際に貼ってみるとわかりますが、シールの粘着はそこそこ強いです。
スグの貼り直しは可能ですが、写真のように外側の部分もガッチリとくっ付いています。
あとは、スコアの切り替えがどの程度スムーズにできるかですが、簡易的なものなのでノンストレスとはいかなさそうです。
実際に試合で使ってみて感想は書きたいと思いますが、貼り付けた直後のイメージはこんな感じ。
・ポイントとポイントの間にポインタの移動が可能
・移動が堅い部分とスカスカの部分がある
ただ、ラケットを振った影響でスコアがズレてしまうということはなさそうなので、そこまで心配しなくても大丈夫でしょう。
スコアリングライトの別の携帯方法
うーん、やっぱ 1.9g とはいえ少し気になるなぁ
ガシャって振動がきた時に、曲げて貼っていた部分が少し剥がれちゃった
あぁ、確かにパリッて粘着面が剥がれたような音がした時があったかも
普段とストロークやボレーの調子が違うと、変に意識してしまって「スコアリングライトの影響かな?」っと感じてしまうのも仕方ありません。
実際に私のラケットに貼ったスコアリングライトも、衝撃で湾曲した部分の粘着が少し剥がれてしまいました・・・。
ある程度は想定していたことですが、ラケットのパフォーマンスを変えるために加えた意図的な変更ではなく、スコアリングのためにラケットに影響を与えるのは微妙なのかもしれませんね。
ゲームや試合中心で活動している人はいいかもしれませんが、練習がメインで試合は時々という人は、ラケット以外の部分で携帯できると良さそうです。
そんな需要も多いのか、私が購入した「アミュゼスポーツ」さんでは、こんな携帯用の板が付属されています。
この板にスコアリングライトを貼り付けて携帯するのです。
セットカウントのアイテムは不要なので、ゲームスコアとゲームカウントのアイテムを切り離し、さらに板も調整するとコンパクトに貼り付けられます。
どうでしょう?
オリジナルの携帯スコアキーパーの完成です。
このくらいの大きさならポケットにも入りますし、ボールを入れない方のポケットで管理は可能だと思います。
もちろんゲームカウントだけを計測するなら、チェンジエンド(コートチェンジ)の間にスマホに入力という方法もアリでしょう。
(ただ、試合中にスマホを触るのはマナーとしてどうかわかりませんが)
どちらにしても、自分がストレスなく試合に集中できるように、頼れるものには頼ってみるといいですね。
まとめ
ラケットに装着できるスコアキーパー(スコアリングライト)を紹介しました。
メリット・デメリットは以下の通りです。
・スコアが管理しやすい
・粘着力が強くて湾曲した部分にも貼れる
・値段が安い
・ポインタの移動の自由度が高い(中途半端な位置に移動できてしまう)
できれば 1 ポイントずつカクカクっとポインタが動いてくれるといいのですけどね。
ポインタの移動については慣れもあると思うので、実際に何度か使ってみて感想を書き直したいと思います。
私が購入したのは 1 個 1500 円程度と、試してみるのにも悪くない価格。
これで試合に集中できるのであれば、付けておいて損はないのではないでしょうか。
何度も試合に出ている人も、これから試合を目指す人にもオススメのアイテムです。