クレーンゲーム(確率機)の設定金額はいくらなのか検証してみた
あっ、あのキャラクターのぬいぐるみ可愛い!!
獲ってあげたいけど、クレーンゲーム得意じゃないんだよね・・・
試しに 3 回くらいトライしてみようよ。お金だすからさっ
こんなカップルの会話が懐かしい今日この頃。
一昔前の「UFOキャッチャー」とは違い、現代のクレーンゲームは多種多彩。
実力や運で景品がゲットできるものもありますが、機械の中に組み込まれたコンピュータ(システム)によって制御されているものも多いです。
しかし、どのくらいの予算があれば目的の「ぬいぐるみ」や「フィギュア」が取れるのか未知数。
何千円も使っても景品が落ちてこないと、止めるに止めれないですよね・・・。
今回は、一定回数で確実に景品がゲットできると噂の機種を調べてみたので紹介します。
狙うクレーンゲームの種類
昔は 2 本の爪(アーム)で「ぬいぐるみ」を挟んでつかむ、一般的な「UFOキャッチャー」が主流でした。
現在も 2 本アームは健在ですが、景品を直接つかむものから、リングに引っ掛けるもの、景品を少しずつズラすものなど様々。
しかし今回紹介したいのは、3 本爪のクレーンゲーム。
最初は気付かなかったのですが、このタイプのクレーンゲームは、実力ではなく運や確率に支配されているものが大半なのです。
機械の UFO 部分に「TRIPLE(トリプル)」と書かれているものが、3 本爪のタイプとなります。
こんなやつ(ちょっとわかりにくいですが)
TRIPLE(トリプル)の特徴
トリプルにも機種が色々ありますが、大まかには 2 種類。
それぞれの特徴は以下の通り。
(個人的なイメージです)
・縦横の移動がレバー操作で好きな位置で止められる
・景品を上まで持ち上げやすい
・ゴールの穴に行く途中でアームが弱くなる(落とす)
・確率によってアームが強いままゴールの穴まで運ぶ
・アームを下す際に「つかむ」ボタンで高さを決められる
・縦横の移動がレバー操作で好きな位置で止められる
・景品を上まで持ち上げる際にアームが弱くなる(落とす)
・確率によってアームが強いまま持ち上げゴールの穴まで運ぶ
・アームを下す際に「つかむ」ボタンで高さを決められる
つかむボタンでアームを落下させるのですが、落下途中で押すことでアームが下までいかないように設計されています。
どちらかと言うと、ビッグサイズの景品の機械の方が、
「もしかしたら取れるかも」
っという期待感は大きいかもしれません。
スモールサイズの景品のものは、持ち上げる際にやる気ない感じで景品をつかみ損ねますから・・・。
仮に景品をつかめなくても、持ち上げ損ねる際にうまいこと位置がズレて穴に落ちるなんてケースもありますが。
(運がいいとね)
落下途中でつかむボタンにチャレンジ
アームが届きにくいところに景品がいってしまったので、店員さんに位置を戻してもらった時のある会話。
アームを完全に下まで落とさずに、途中で止めた方がいいですよ。
えっ、そうなんですか?そんなテクニック初めて聞きましたよ。
次のゲームで「つかむボタン」を試してみますね。
あっ、そんなこと言ってたら景品が獲れちゃいました(笑)
あはは・・・(苦笑)
自分の実感としては、アーム落下時のどのタイミングで「つかむボタン」を押していいかわからない。
そして中途半端に景品の下にいくまでに押してしまって、期待感がゼロのリスクもあるのでやってません。
景品の下にひかれている透明なプラスチックの石など、障害物にアームが触れずに商品をつかめたら確率に関係なくとれるケースもあるようですね。
ビッグサイズの景品にトライ
とある日の平和なランチタイム。
たまたま通りかかったお店で mofusand のぬいぐるみを発見。
「サメの着ぐるみを被っている猫」で、SNS や LINE スタンプで有名ですが、ありとあらゆるものを被るようになってきています。
被り物のネタが続く限りは、まだまだ人気は健在でしょう。
逆に、リラックマのプライズを見る機会が減ってきたな・・・。
フルーツにゃん
そう言えば、仕事でお世話になっている取引先の人が mofusand のネコ好きだったなっと。
だから、こんな景品があったよって教えてあげたのですが、翌週には残り 2 個まで減っているではないですか・・・。
ということで、いい機会ですし設定金額がいくらになっているのか調べてみましょう。
獲れた景品は、取引先の人へのお歳暮にでもしましょうか(笑)
500 円で 6 回チャレンジできる機種なので、お得意の電子マネーでチャージ。
(これ、楽なのですが使いすぎに注意です)
個人的には 4 回くらいチャージしないと設定金額には届かないかなっと想像していましたが、
あれっ、なんとなんと 1 回で獲れちゃいました(笑)
ということは、設定金額を考えると、残りのチャージ 5 回分ではアーム強化の確率に届かないことが濃厚。
別の機種に移動すればいいのですが、せっかくなので検証してみましょう。
持って帰れなくてごめんね(予想通りダメでした)
経費: 500円(6回)
おにぎりにゃん
フルーツにゃんを獲ってからまもなく、「おべんとうにゃん」シリーズが登場してました。
その中でビッグサイズは「おにぎりにゃん」一択。
これ、何も被ってない単なるネコで mofusand のイメージとギャップが・・・。
前回、フルーツにゃんが一発で獲れてしまって検証にならなかったので、今回は良いデータが取れるといいな。
やはりビッグサイズ、確実に上までは景品を持ち上げてくれるので、ドキドキワクワク感があります。
「次はいけるんじゃないか」という期待感を持たせてくれるのですよね。
でも、流石に 10 回以上も獲れないと不安になってきます。
これ、設定金額が 5000 円とかだったらどうしよう・・・
こんな感じですよね。
お金と時間、どちらも引き際が大切です。
さてさて、ようやく獲れたのが 20 回目(笑)
おにぎりを抱くのではなくて、やっぱり被ってて欲しかったのが本音。
ということで、ビッグサイズのぬいぐるみの設定金額は 2000 円くらいじゃないかと推測しておきます。
もしかしたら、前に誰かがいくらかつぎ込んでいたかもしれませんが、そこは見てないですからね・・・。
経費: 2000円(24回)
スモールサイズの景品にトライ
ビッグサイズの景品の相場が 2000 円くらいと予想できたので、スモールサイズなら 1000 円くらいでしょうか。
おべんとうにゃんシリーズ
これまた「おべんとうにゃんシリーズ」のトリプルに挑戦です。
ビッグサイズは「おにぎりにゃん」だけだったのですが、実は他にも仲間がいるという・・・。
・おにぎりにゃん
・しおじゃけにゃん
・タコウインナーにゃん
・ブロッコリーにゃん
相場が 1000 円程度なら、「タコインナーにゃんもすぐに獲れるのでは?」っと思ったのですが、これが大きな間違いでした。
とにかくアームが弱すぎて上に持ち上がらない。
これであっという間に 6 回分が消化されていきます・・・。
さすがに統計をとる気もなくなってきて、おべんとうにゃんシリーズは断念。
経費: 1000円(12回)
おべんとうにゃんシリーズ(リベンジ)
今回は、景品を落とすまで統計をとるぞっと意気込んでやってきましたが、
あれっ、隣のクレーンにも mofusand のネコが・・・。
なんと、「おべんとうにゃん」よりも可愛らしい「パンにゃん」の景品があるではないですか。
パンにゃんシリーズ
どうせ統計をとるなら、タコインナーにゃんではなくパンにゃんにしてみましょう。
コロネを被ったネコと言えば、「ころころコロニャ」の方が元祖なんだけどな・・・。
・バタートーストにゃん
・いちごトーストにゃん
・イギリスパンにゃん
・コロネにゃん
ただ、予想通り景品が持ち上がりません・・・。
これ、本当に確率で獲れるのだろうか?
情報が間違っていた場合、この調子だと獲れる気がしないんだけど・・・
ここで、冒頭の店員さんとのやり取りに発展します。
ようやく獲れたのが、なんとなんと 3000 円・・・。
このスモールサイズで設定金額が 3000 円ってことは、ビッグサイズの設定金額ってもっと多い?
経費: 3000円(36回)
人気のないブロッコリーにゃん
あれから数週間。
なんと「ブロッコリーにゃん」が大量に取り残されているではないですか。
ミツバチにゃんシリーズ
「ブロッコリーにゃん」の横には「ミツバチにゃん」がスタンバイしてますね。
ビッグサイズ(パンにゃん)
これはビッグサイズを再検証しないといけなくなりましたね。
てっきりビッグで最大でも 2000 円と思っていたのに、意外にもハードルが高い。
人気の mofusand の景品だから高めに設定されているのか、そもそも景品の原価がそれなりに高いのか。
お店の事情はまったくわかりませんが、物価や光熱費も高騰してますし、クレーンゲーム業界も値上げ傾向と思っておきます。
ビッグサイズのトリプル機にも「パンにゃん」が導入されていたので、これで検証してみましょう。
こちらは 1 回 200 円、400 円で 3 回の機種になります。
やはりビッグサイズは上まで持ちあがるので、毎回獲れそうな期待感が味わえる。
スモールサイズの機械も、もう少し持ち上がるように設計すればいいのにね。
っと書きながら、なんだかんだでビッグサイズも経費がかさみました・・・。
経費: 1600円(12回)
えびにゃんクッション
トリプル機のある程度の相場がわかってきましたが、トリプル機以外の景品単価も気になりますよね?
リング(これはDリング)をズラして落とす、「えびにゃん」ロングクッションがあったので、こちらも確認してみましょう。
っと書いたものの、こちらは今回検証している確率機と違い、完全に実力主義のタイプになります。
(実力機とでも言うのかな)
リングの左右のギリギリを狙いながら少しずつズラしていき、棒から滑り落ちるのを期待。
物理学が得意な理系男女なら、この手のクレーンゲームは得意なんじゃないでしょうか。
昔、大学入試の模擬試験(筆記)の物理で 2 点だった私には不向きなんですよね(笑)
しかも、電流がどちらに流れるかの 2 択問題に正解しただけで、下手したら 0 点になるところでした・・・。
センター試験(今の大学入学共通テスト)はマークシートなので良かったのですけどね(何が?)
さて話が脱線しましたが、ようやく落ちたのは 20 回目くらい。
経費: 2000円(24回)
これって大きなマイナスなんだろうと思っていたのですが、Amazon で似たようなクッションが 4500 円で売ってるのはなんだ(笑)
もしかして、景品の原価って意外と高い?
海の生き物にゃん(第2弾)
次の実力機を紹介してみましょうか。
2 本の爪で、丸いプチプチの結束バンドを下にズラしていって景品を落とすものですね。
これは集中力さえあれば、少ない回数でゲットできるタイプの機種。
初心者にもオススメです。
集中力があればサクサク獲れますが、集中力がない日は集中力を養うためのトレーニングにもなります(強引)
お昼ご飯を食べた後の集中力なら、見事に大量ゲットできちゃいました。
これはクレーンゲームのトリプルと違って、技術介入度がある機械になりますね。
経費: 500円(5回)
確率機トリプルの景品の相場
ここまで確率機トリプルについて、設定金額の調査をしてきました。
毎回 100 円や 200 円を投入しているわけではなく、また余ったチャージ(クレジット)も無理やり消化させています。
よって大雑把ではありますが、統計的には下記のような結果に。
景品 | 経費 |
---|---|
フルーツにゃん(BIG) | 500円 |
おにぎりにゃん(BIG) | 2000円 |
パンにゃん(BIG) | 1600円 |
パンにゃん(SMALL) | 3000円 |
実際にトライした金額と、Amazon で売られている「ぬいぐるみ」の値段を考えると、設定金額は 3000 円くらいが妥当な気がしています。
自分の前に何回かチャレンジしていた人がいる可能性もありますし、運よく確率で獲れたケースもあるでしょう。
想像ですが、単純な設定金額ではなく、設定金額に応じて確率でアームが強化される可能性だって否定できないわけです。
例えば、30 回(3000円)で獲らせるという想定なら、30 分の 1 の確率でアームが強化されたら問題ない。
もちろん 1 回で獲られちゃう場合もあるけど、50 回やっても獲れないというリスクも。
そっちの方が毎回チャンスはあるわけですし、客の立場としては面白みがあります。
確実にキャラクターのグッズが欲しい場合
景品は欲しいけど、そんなにお金をかけたくないよ
もっと手軽にグッズを手に入れる方法が知りたいな
当然、お金だけ無くなって手元に何も残らないリスクというのは回避したいでしょう。
クレーンゲームでは景品が獲れた時の高揚感を味わうことができる反面、ションボリして帰らないといけない現実も存在するわけです。
そこで、そんな人にオススメしたいのがガシャポン(ガチャガチャ)
これなら、お金を入れれば確実に 1 個は景品が出てきます。
最近は 1 回 300 円から 500 円の景品も当たり前になってきて、昔の「キン消し(キン肉マン消しゴム)」からは想像もできない世界です。
ただ、欲しい景品が必ず出てくるとは限らないというリスクは残ります。
以前、別のガシャポンでこんな統計をとってみました。
好きじゃないキャラクターが出たり、同じキャラクターが続いたり、ガシャポンにもションボリする場面はあるのですよね。
でも、「何が出てくるかな?」っという楽しみはあるので、落ち込んだ日の帰りとか、意味もなくガシャポンしてみるのもいいかも(適当)
まとめ
クレーンゲームの確率機(トリプル)の設定金額について検証しました。
設定金額に上限があるのか、設定金額に応じた確率でランダムにアームが強化されるのか、その辺はわかりません。
私の経験上、設定金額に上限があるんじゃなくて、毎回抽選されているんじゃないかなと感じています。
(ネット上には上限金額で発動するという情報が多いですが)
中途半端に数回だけチャレンジするよりは、3000 円など上限を決めてとことん狙ってみるのがいいですね。
どうしてもトキメキを感じる景品があったら、ついつい熱くなって投資金額がかさむこともあるでしょうが、その熱意は重要です(笑)
残念ながら、ここ数年で大阪(梅田)のゲームセンターもいくつか閉店しました。
アミューズメント施設の SEGA(セガ)も GiGO(ギーゴ)に変わり、大手の会社も変動が激しいです。
たまには可愛いキャラクターに癒しをもらって、少しでもストレスのない生活を送りましょう。