里親募集猫たちとの出会い、そして仲間になった
我が家に猫がやってきて 1 年半が経過しました。
動物とまともに接したのは、実家で飼っていた犬と乗馬クラブでバイトをしていた時の馬くらいで、猫とはまったく縁がなかったので自分がネコを飼う日がやってくるとは思ってもいませんでした。
将来的にペットを飼うなら犬だと思っていましたし、ペット可のマンションに引っ越してからは逆にペット熱が冷めていたくらいです。
そんなある日、嫁から「大事な話がある」と言われ、てっきり離婚話でも持ちかけられるのかと想像したのですが、 「猫が飼いたい」と言われたことが事の始まりでした。
この記事では、里親となってからの体験談や猫を飼うことについて勉強したことを、これから里親になる人や里親になったばかりの人と共有していきたいと思います。
動物を飼うことの難しさ
嫁が猫を飼いたいというのは数年前から時々聞いていましたし、保護主さんのところへ猫を見に行ったりしていたことも知っていました。
それもあったので、本当に責任を持って飼う自信があるならいいよと許可をしました。
ただ、同じ家で飼う以上、自分にも間違いなく影響はでるのでそれなりの覚悟は必要です。
実家の犬の時もそうでしたが、「世話は自分がするから犬を飼いたい」と言った姉が海外留学したり、家族が巻き込まれるのはよくある話です。
しかし、人間と違ってペットは自分だけでは生きていけませんし放っておくことなんてできないですよね。
飼いたいと言い出した本人に基本は任せますが、自分も猫を飼うことについての勉強はしておかなければいけません。
保護主さんに会いに行く
猫を飼う前に、一度猫の保護活動をしている人に会って欲しいと言われお出かけすることになりました。
これは、保護主がちゃんとした人で、飼いたい猫はこれだよという単なる自分への紹介なのかなっと思っていたのですが、今思うと、猫を託しても大丈夫な人か自分が判断されていた場でもあったわけです。
すべての保護主さんに当てはまるかどうかはわかりませんが、我が家に猫を託してくれた保護主さんは、猫を引き渡す日には里親になる側の家にやってきてチェックしていきます。
多くの保護猫を抱えているので、少しでも早く里親が見つかって欲しいと思っているのは間違いないですが、一番は猫が幸せに暮らせることです。
里親となった先で猫がちゃんと暮らせているか、飼い主さんが不安になってないかなど、離れた後も心配されているようです。
一度は辛い思いをして保護された猫が、再び悲しい思いをしているなんて想像もしたくないですからね。
実際に、里親さんが飼うことが困難になったり、猫とどうしてもコミュニケーションが上手くいかなくて戻ってくる猫もいるのが現実だそうです。
そういった面も含めて、動物を飼うということは本当に難しいことだなと感じました。
猫を受け入れる時の準備
猫が家にやってくるまでにしたことです。
まずは、猫に何かあった時のために動物病院をピックアップしておきました。
また、ペット可のマンションですが、飼い猫の届け出は必要なので写真付きで管理組合に提出しておきます。
後日、マンションの掲示板で紹介されていました(笑)
・近所の動物病院をピックアップ
・マンションへの届け出
次に、猫に気に入ってもらえるように必要最低限のアイテムを用意しました。
ケージやキャットタワーの組み立てには苦労しましたが、ケージはいまいち使ってもらえていないようです・・・。
トイレは猫の数分用意しました。あっ、いろいろとあって最初から 2 匹飼うことになったのですよ。
・家の掃除といらないものの処分
・ケージの設置
・トイレの設置(猫砂、ウンチ袋)
・キャットタワーの設置
・爪とぎの設置
・キャットフード(ドライ、ウェット)
・餌と水の容器