【試合に出てみたいあなたへ】「私なんてまだ無理…」と思っている人ほど、テニスの楽しみが広がる理由
以前、テニススクールの試合への参加について、以下の記事を書きました。

その時にも、「試合に出てみたいと思った時が、試合に初参加してみるタイミングじゃないかな」と自分なりの意見を書いたのですが、その気持は今でも変わっていません。
今回は、テニススクールに通っていて「いつか試合に出てみたい」と思いつつも、なかなか一歩を踏み出せない方へ向けたお話です。
テニスの楽しみ方は人それぞれ
テニススクールに通っている方には、いろんな目的があります。
- 軽く運動したい
- 仲間と楽しく汗をかきたい
- ストレス発散
- テニスの技術を磨きたい
- 将来的には試合に出たい!
この中で、「試合に出てみたいけど、まだそんなレベルじゃないから…」とずっとためらってしまう人、意外と多いんです。
「まだ早い」は、本当にそう?
「私なんて…」「勝てるわけないし…」と心のブレーキがかかってしまうのはよくあること。でも、考えてみてください。
- 実戦を通さないと「自分の現在地」はわからない
- 試合は“勝ち負け”よりも“経験値”を積む場
- 試合でしか得られない発見がある(動き・メンタル・ペース配分 etc)
スクールでのラリーやレッスンとは違い、緊張感のある場で自分がどう動けるかというのは、やってみないとわからないものです。
初めて試合に出る人へ:心の準備5つのポイント
① 目的を「勝つこと」に限定しない
初試合は“経験を積むこと”が最大の目的。「どんな緊張感だったか」「どうやってサーブを入れたか」など、自分の行動を観察してみましょう。
② 周りは“ライバル”ではなく“仲間”
初級者大会ではみんな似たような気持ちです。実は、試合に出ることで新しいテニス仲間ができることも多いです。
③ 負けても、何も失わない
負けた=恥ずかしい、というのは幻想です。挑戦したこと自体が一番の自信になります。
④ 1ポイントでも取れたらOK
「いいラリーができた」「リターンが入った」「相手を動かせた」など、小さな成功を楽しむ視点を持ちましょう。
⑤ 次の練習が“意味あるもの”に変わる
試合に出たあとの練習は、目的がはっきりします。「あの場面を練習しておけばよかった」が具体化されて、レッスンの密度が格段にアップ!
どう始める?試合の見つけ方
- スクール主催のレベル別大会(ビギナー向け)
- 地域の草トー(草大会)
- 仲間とペアで出られるダブルス大会
- スクールのコーチに「試合出てみたいです」と相談してみる
「初級者限定」「女性限定」「ペア募集OK」など、ハードルが低い大会も増えています。
最後に:テニスの世界をもっと広げてみませんか?
スクールのレッスンだけでも十分楽しい。
でも、試合という“ちょっと緊張する体験”を経ると、テニスの面白さが一段深くなります。
- サーブが入ったときの嬉しさ
- 1ポイント取ったときの達成感
- 応援されたときの心強さ
どれも試合でしか味わえない特別な瞬間です。
「まだまだ私なんて…」と思っている人ほど、試合に出てみてほしい。
最初は緊張して当然。でも、その一歩が“次の楽しみ”につながるはずです。