100%の力は逆効果!?テニスが劇的に安定する「60%の法則」の秘密
テニスのプロ選手たちが力強いショットを打っているのを見ると、「自分もあんな風に全力で打たなきゃ」と思いがちですよね。
しかし、実はその「全力」がミスを招く原因かもしれません。
この記事では、あえて「自分の力の60%」で打つことで得られる驚くべきメリットと、その具体的な実践方法をまとめました。
1. 脱力することで「コントロール」が手に入る
[02:07] 「100%の力で打とう」とすると、どうしても体、特にグリップを握る手に余計な力(力み)が入ってしまいます。
実は、指先にほんの少し力が入ってラケットの面が1〜2度ズレるだけで、ボールが飛んでいく先は大きく変わってしまうのです。[02:45]
60%の力感で打つことで、体がリラックスし、ラケットを自分の思った通りにコントロールできるようになります。
2. 「ゲーム脳」が活性化し、相手が見えるようになる
[03:11] 「強く打とう」と自分のスイングにばかり意識が向いている間は、相手のことが見えなくなっています。
テニスは相手との駆け引きを楽しむ競技。
出力を60%に抑えることで心に余裕が生まれ、「相手は今どこにいる?」「どこに打たれたら嫌だろう?」という戦術的な思考(オープンスキル)が働くようになります。[03:35] これが「ゲーム脳」が活性化した状態です。
3. 試合中の「怖さ」がなくなる
[05:41] 試合でラケットが振れなくなる原因の多くは、「入るかどうかわからない」という恐怖心です。
普段から60%の力で「ここへ打つ」というコントロールの練習を積んでおけば、それが自信になり、緊張する場面でも普段通りのスイングができるようになります。
4. 【要注意】「足」だけは100%!
[06:57] ここで一つ大切な注意点があります。
「60%で打つ」というのは、あくまでスイングの出力の話です。
ボールに追いつくためのフットワークまで60%にしてはいけません。
足は常に100%で素早く動き、良い打点に早く入る。そして、余裕を持って60%の力で丁寧に打ち返す。このメリハリが上達の鍵です。
【実践してみた感想】
今までは相手から速い球が返ってきたら、ついつい力んで「速い球を打ち返さないと!」と思って焦っていました。
しかし、そんなに力強い球を返さなくていいとプライドを捨てると、相手コートに返せる確率がぐんと増えました。力を入れなくても相手の球にコンタクトするだけで、そこそこの球が返りますし、慌てる必要がなくなります。
面白いことに、こちらが軽く返すと、相手は「速い球を打っても通用しない」と逆に焦ってくれるようになります。
ただ、チャンスボールやボレーの甘い球に対しては、まだまだ力が入ってしまうので、そこでも60%でコントロールできるようになるのが今の目標です。
まとめ:まずはプライドを捨てて「60%」を試してみよう
テニスは「速い球を打った方が勝ち」というゲームではなく、**「相手より一回多く返した方が勝ち」**という確率のスポーツです。
- 体はリラックスして60%のスイング
- 足はサボらず100%のフットワーク
このバランスを意識するだけで、あなたのテニスはもっと楽に、そしてもっと戦略的で楽しいものに変わるはずです。次回の練習や試合で、ぜひ「60%」の力加減を試してみてくださいね!
