【SequelPro】MacのGUIベースのMySQLクライアントツール
Mac を使い始めてもうすぐ半年になります。
以前、コマンドラインの mysql に付いては下記の記事で触れましたが、その最後に「SequelPro」についても軽く紹介しました。
今回は AWS(VPC)上にある Aurora(RDS)に、ローカルからデータベース操作をしたい場面に遭遇したので SequelPro についてもう少し詳しく調べてみました。
踏み台サーバへ ssh で入って mysql コマンド叩くのでもいいのですが、踏み台サーバ経由でトンネリングして GUI のツールから接続できたら楽ですよね。
MySQL8 対応版の SequelAce が別途登場しましたが、varchar 項目の編集がテキストエリアだったり、text 型の項目編集が文字列形式だったりと、UI 周りでまだ気になる点があります。MySQL8 はまだ使ってないので、当面は SequelPro を使っていこうかなと思っています。SequelPro も MySQL8 で動いてはいますが。
SequelProについて
SequelPro は Mac の MySQL 向けの GUI ツールです。
他にも MySQL Workbench など似たようなツールはありますが、慣れているものを使ったらいいかなと思います。
意地でもコマンドライン派っていう人もいると思いますしね。
私が Mac を使い始めてからは、コマンドラインか SequelPro なのですが、SequelPro にはとても満足しています。
しかし、通信先のデータベースサーバとのコネクションが切れたり、トンネリングをして接続していたデータベースと切断するとエラーが発生したりすることもあり完璧ではありません。
よくよく見ると、最新バージョンの「1.1.2」がリリースされたのは約 3 年前の 2016 年 4 月。
GitHub の状況を見ると活発的に活動はしているようですが、正式版としてのリリースからは遠ざかっています。
SequelProのテスト版
そんな中、SequelPro のテストビルド版が安定してるよって教えてもらいました。
直近だと、コミット番号「16180f9d3c」のものが、2018 年の 12 月にダウンロードできる状態となっています。
テストビルド版だからか、ホットケーキ(パンケーキ?)のアイコンの色がグレーで、まだ焼けてないよって感じのニュアンスになっています(笑)
こちらを使った感じ、トンネリングで接続した際に表示されるアプリ終了時のエラーダイアログも出なくなり、インタフェースも変わっていないので、正式版ではないという部分を除けば快適です。
3 年近く正式リリースがないのは、課題(Issue)やバグの状況が関係しているのかもしれませんが、早く正式リリースしてよっていう要望はユーザからも多いようですね。
早くホットケーキが焼きあがって、小麦色のアイコンになることを願っておきます。