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AuroraMySQLで接続しているターミナル内からRDSインスタンス名を確認する

saratogax
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複数のターミナルから別々の MySQL に接続して作業するケースってありますよね。

・ライターとリーダーインスタンスでの作業
・複数のクラスタ間での作業

Aurora MySQL のバージョンなどが異なれば区別もしやすいですが、同じ環境だとパッと見は区別がつきません。

ターミナルでどの環境に接続しているのか色分けなどで区別する方法もありますが、ログインしている MySQL 側でも確認できると安心ですよね。

ということで、今回は MySQL のコマンドで接続先の環境を確認してみます。

MySQLのシステム変数

MySQL のサーバ側の設定値(システム変数)を確認する場合、以下のコマンドを実行します。

SHOW VARIABLES;

公式のドキュメントは以下の通り。

hostname

その中で、どの RDS に接続しているのかを知るには「hostname」の値を確認します。

hostname

コマンドだと以下の通りですね。

SHOW VARIABLES LIKE 'hostname';

しかし、RDS の場合は以下のような IP アドレスを示す文字列が表示され、接続先を特定するのが難しいです。

ip-xxx-xxx-xxx-xxx

aurora_server_id

そこで区別ができそうな項目を探してみると、「aurora_server_id」というものがありました。

ここには接続先の RDS インスタンス名が設定されているようです。

SHOW VARIABLES LIKE 'aurora_server_id';

これならライターインスタンスとリーダーインスタンスの区別はできますね。

クラスタの情報は持ってなさそうなので、別クラスタの同一インスタンス名のサーバとは区別がつけにくそうです。

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フリーランスエンジニア
仕事にも趣味にも IT を駆使するフリーランスエンジニア。技術的な TIPS や日々の生活の中で深堀りしてみたくなったことを備忘録として残していきます。
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