テニス初心者がフォアハンドストロークに悩んだ時にオススメの動画
いつもボールが浅くなってしまうなぁ
最近、打球が上向きになっててアウト増えてる
前はもっといい打球が打てていたのに
長年テニスをしている人でも悩みが深くなるストローク。
中級レベルの人なら、自分で意識しながら本来のスイングに修正していけると思いますが、初心者の場合は根本から狂ってしまいパニックになってしまうこともありますよね。
コーチからのアドバイスがしっくりこればいいのですが、的を得ない助言をもらうことで余計に混乱し、悪循環に陥るということも珍しくありません。
そこでテニスのレッスン動画で悩みが解決できないか、まずは良さそうな動画のピックアップをしてみました。
今回は、フォアハンドストロークの修正や向上にオススメの動画を紹介していきます。
テニススクールのレッスンではすぐに直らない
私の経験上、フォアハンドストロークでは以下のような悩みが出てくると思うのですが、テニススクールのレッスンではこのような基本的な悩みが意外にも解決しないです。
(変な癖が付いちゃってる場合は特に)
・手打ちになってしまう
・テイクバックが大きくなってしまう
・左手がうまく使えない(右利きの場合)
レッスンにはその日の練習テーマが決まっていますし、生徒全員に直接アドバイスできる時間は限られます。
(多くて 2,3 分くらいでしょう)
よって、自分が気になるところについてアドバイスがもらえるかどうかは未知数です。
たまに、ピンポイントで困っている部分の指摘やアドバイスをくれるコーチもいますが、自分ではしっくりこない部分を褒められたりする場合もありますし、コーチ目線と自分目線では考え方が違って当然ですね。
細かい悩みや、時間を掛けて説明して欲しい場合は、マンツーマンレッスンやストロークに特化したイベントを利用してみるのもいいかもしれません。
(イベントも時間が限られるので、じっくりアドバイスをもらうならマンツーマンレッスンが確実)
コート代とレッスン代(60分)を合わせて 1 万円近く掛かると思いますが、マンツーマンレッスンにはそのくらいの価値はあるかなと個人的には思います。
コートのレンタルチケットをゲットした時に活用してみたいですね。
では、ここから参考になりそうな動画を紹介していきます。
自分に適したテイクバックを見つける
テイクバックについては、主に以下の指摘を受けることが多いです。
・テイクバックが大きい
・ラケットが下がっている(一瞬ではなく、ダウンした状態で一旦止まっている)
テイクバックが大きいと、打点までの距離が長くなるのでラケットの面がブレやすくなります。
またラケットが下がっていると、そこからラケットを持ち上げてスイングしないといけないので負担が大きくなります。
(伊達公子さんはこの打ち方ですが)
まずはコンパクトなテイクバックを目指してみるのが近道ですが、その参考になるのが以下の動画です。
しかし、どうしても一連の流れでラケットを引きすぎてしまう人もいますよね。
「はい、私です(笑)」
無理やりテイクバックをコンパクトにすると、打点までの距離がなく、結局後ろに引いてしまうのですよね。
(ローテーションができていなかったり、踏み込みの位置が悪いなど)
そんな人には、同じテイクバックのレッスン動画の「トレンド編」の方がマッチするかもしれません。
ただし、以下のポイントを意識できるかどうかが重要になりそうです。
・右手(右腕)の脱力ができているか
・ローテーション(ターン)ができているか
打ち始めのタイミングを合わせる
テイクバックはできているつもりだけど、遅いボールだとタイミングが合わせにくいというケースもよくあります。
そこそこ速いボールだとリズムよくラリーができるのに、遅いボールや浮いたボールだと逆にミスってしまうというやつですね。
これはボールを待ち切れないことで、タイミングが狂ったり、余計な動作が入ってバランスが崩れる時に起こることが多いイメージがあります。
ボールの速さに関係なく、自分のリズムで打ちたいと思った時に参考になるのが以下の動画です。
ラケットを持っていない方の手の使い方
よく、「体が開いている」とか「開きが早い」と言われる人は、左手の使い方を見直してみるといいかもしれません。
(右利きの人の場合)
何気なく左手を体の横に出しているだけで、体の開きを制御することができます。
また、ラケットの振り終わりに左手でラケットのグリップをつかむようなスイングをすることでも似たような効果が得られます。
(体の回転も意識できる)
ただ、左手をどのように使うのがベストなのか、その参考になる動画がこちらです。
コーチの別の動画を観ていると、左手の親指が上向きになっているので、どちらが正解というわけではないと思いますが、どちらかというと親指が下向きになる形をオススメしたいという解釈でいいのでしょうか。
左手を使うことで開きを抑えるのとは別に、打点の距離感をつかむこともできるようになるので、こちらの動画でセルフチェックしてみるのもいいですね。
男子フォアハンド最強ランキング
初心者向けではないですが、やはりプロのストロークの中でも参考にできる部分はあると思います。
スイングは選手ごとに個性があるので、自分に合う合わないかの判断をするのは難易度が高いです。
しかしストローク時に体の軸がブレていないなど、各プロテニスプレイヤーの共通点はありますよね。
初中級レベルでは、そういった部分を意識していけると良さそうです。
参考までに「男子フォアハンド最強ランキング」をまとめてくれているサイトを紹介しておきます。
まとめ
初心者の方がストロークに悩んだ時に参考になる動画を紹介してきました。
テニススクールのコーチや、知り合いの元コーチと話をしていると、日本の Youtube 動画よりも海外の動画を勧められます。
プロテニス選手のランキングを見てみるとわかりますが、海外(特に欧米)に比べると日本のレベルは決して高いとは言えません。
(日本人の中では、錦織選手や大坂なおみ選手が活躍していますが、どちらも若い頃からアメリカを拠点として活動されていました)
「上位ランカーは欧米の選手がほとんどですよね」
だからコーチの言っていることもわからなくはないのですが、コーチと初心者(初心レベル・初級レベル)では前提知識も大きく異なります。
日本人が作成した動画から、新しい発見ができたり試してみたいと思うようなヒントが見つかるだけでもいいのではないでしょうか。