家でも簡単にテニスのサーブ練習ができちゃうサーブアップ
サーブのフォーム改善で、肘と腕の使い方をガラっと変えたこの 1 年。
当時は腕を伸ばしたままボールに当てにいっていたので、強いサーブを打とうと練習しているうちに肩を痛めてしまいました。
野球のボールを投げる時もそうですが、学生の頃からずっと肘を曲げて腕を振るということを知らないまま育ってきていたようです。
肩の怪我についてはまた別の機会に書きたいと思いますが、テニスも意外に怪我の多いスポーツなので注意が必要です。
実際に、私の周りでも手首や肘などを痛めた人はたくさんいます。
今回はテニス初心者から初中級者までの人で、サーブの打ち方に悩んでいる方向けに、サーブ強制グッズの使い方や効果、良かった点、改善してほしい点などを紹介してみたいと思います。
サーブ強制グッズについて
冒頭で「サーブのフォーム改善で、肘と腕の使い方をガラっと変えた」と紹介しました。
そんな再始動中のサーブですが、正しい打ち方ができるようになってきたのか半信半疑だったところ、テニスブログで有名な「ジロギン。さん」がサーブについての記事を書かれていました。
この記事の最後で紹介されていた「サーブアップ」というサーブ矯正グッズですが、自宅でも簡単にできるというところがめっちゃ気に入って即買いしちゃいました。
このサーブアップの使い方や効果、良かった点、改善してほしい点などを紹介してみたいと思います。
サーブアップについて
サーブアップは写真を見てもらうとわかる通り、プラスチック製の折りたためるスティックです。
テニス理論本で人気の「理系なテニス」の書籍と大きさを比べてみましたが、この本もオススメです。
折りたたんだ状態だと、本と並べてもすごくコンパクトなのがわかりますよね。
黒い方の部分をグリップ、赤色の面をラケットに見立てて使います。
このオモチャみたいなグッズで何ができるかというと、サーブの一連の動作において肩や腕の正しい使い方が習得できるものになります。
実際にサーブアップを持ってサーブのスイングをしたときに、最後のフォロースルーまでスティックが折れなければ正しいスイングとなります。
逆に途中で折れてしまった場合は、その時点の動きや力の入り具合に問題があるということが判明します。
サーブアップの使い方
サーブアップでサーブを打つ練習をする場合、4 秒くらいで 1 スイングが目安ということですが、最初は以下のようなポイントでスティックの状態を確認していくといいと思います。
・トスからテイクバック
・ラケットダウン
・インパクト
実際には、テイクバックからインパクトまでは一連の動作になりますが、まずはこのアイテムに慣れるためにも、動きを止めながらチェックすることをオススメします。
しかし、購入前にいくつかの口コミを見ていて不安だったのが、使い方がピンとこないという点です。
マニュアルは丁寧に A4 サイズの裏表のカラー印字となっていて、確かに理論的にはサーブアップでフォーム改善ができそうな印象を受けます。
ただ、理想通りにサーブアップが振り切れても、実際にラケットを振ったらサーブが上手くなっているのか、トリセツ(取扱説明書)を読んでいるだけでは半信半疑な部分もあります。
っと最初にマニュアルを読んでしまったのであれこれ余計なことを考えてしまいましたが、ぶっちゃけ実際にサーブアップを使ってみた方が早いです(笑)
動画もアップされているので、イメージがわかない方は確認してみてください。
家で練習するだけでは効果は半減
このアイテム、自宅でもサーブの練習ができるというのが最大のウリです。
確かにコンパクトで実用的ではあるのですが、実際にラケットやボールを使った時と感覚が違うのは否めません。
・グリップサイズがラケットと異なる
・ラケットに比べると軽すぎる
・上達の実感がわかない
グリップ部分も工夫して作られていますが、どうせなら本物のラケットのグリップサイズ(2くらい)に合わせて欲しかったという思いがあります。
同時にフレームも重量感を上げれば、コンパクトなままもっとラケットに近い感覚が得られる気がします。
ただ、フレーム部分を重くしてしまうと、スティックが折れた時に手の甲に当たるので激痛を伴うかもしれませんが・・・
最大の問題は、折れずにスイングができるようになっても、本当にサーブが上手くなったのかその場では実感が得られない点です。
次にテニスをするのが数日後だった場合、きっと感覚を忘れてしまっているでしょう。
よって、一番効率がいいのはテニスの練習中か練習前に使ってみることです。
プライベートなテニスならともかく、スクールレッスンなどでそれが難しい場合は、前日にサーブアップを体に叩き込むしかないです。
サーブアップの口コミ
サーブアップを使っている他のテニスプレイヤーの感想はどうなのか、本来なら購入前にもっと詳しく見ておくべきでしたが、今更ながらレビュー調査してみました。
ラケットの正しい動きが体感できるので、教えやすくなります
これで練習した後にそのスイングを意識してサーブを打ったら、かなりの確率で入るようになりました。
かなりゆっくりスイングしてどの位置で折れ曲がり、どうすれば曲がらないかを確認しながらするととてもわかりやすいです。
まとめ
サーブアップを使った感想を書いてみました。
個人的な意見になってしまいましたが、口コミを見ても手軽さの点では皆さん好感が持てるようです。
そして成功への秘訣は、やはり継続ということですね。
繰り返しサーブアップで練習することで、フォームが良くなり、実際のサーブの当たりも改善してくるようです。
たかが数回の練習でピンとこないと言っているようではダメですね(笑)
寝る前に少しでも振ることを心掛けたいと思います。
ただし、サーブアップを折らないことが目標ではなくサーブの改善が目的なので、そこを忘れないようにサーブの時はしっかりとラケットを振り切っていきましょう。