スマッシュを武器にする!ミスを防いでチャンスを確実に決める極意
「スマッシュが来ると、チャンスなのに体が硬まってミスをしてしまう……」と悩んだことはありませんか?
せっかくのチャンスを逃すと、精神的なダメージも大きく、その後のプレーに影響してしまいますよね。
この記事では、松尾プロの動画をもとに、スマッシュの成功率を劇的に上げる「打点」と「体の使い方」を解説します。 動画を見ただけでは見落としがちな細かいポイントを、15年の経験を活かして分かりやすくお伝えしますね。
スマッシュを得意にする:重要ポイント
スマッシュを安定させるためには、根性や度胸ではなく、物理的に「入りやすい形」を作ることが大切です。
動画から抽出した、明日から意識すべき3つのポイントを深掘りしていきましょう。
ポイント1:ボールの「真下」ではなく「斜め左下」に入る
スマッシュで最も多いミスは、ボールの真下に入ってしまうことです。 [01:53] の解説にある通り、自分の頭の真上に打点を設定してしまうと、腕が窮屈になり、力をボールに伝えることができません。 右利きの方であれば、ボールの「斜め左下」に潜り込むイメージで準備をしましょう。
なぜ斜め左下なのかというと、右腕が自然に伸びるスペースを確保するためです。 スライスサーブと同じような位置で捉えることで、スムーズにラケットを振り抜けるようになります。 [03:00] あたりの映像を見ると分かりますが、体の軸を崩さず、右側でボールを捉えることが安定の秘訣です。 肘をしっかり伸ばした状態でインパクトすることで、ボールを上からしっかり押さえ込むことができます。
逆に、打点が低くなって肘が曲がってしまうと、ボールの下を触ってしまい、アウトのミスが増えてしまいます。 「高いところで、少し前で」という意識を持つだけで、ボールの軌道は見違えるほど安定しますよ。
ポイント2:左肩を深く入れて「逆クロス」を狙う構えを作る
次に大切なのが、準備の段階での「肩の入れ方」です。 [05:35] で強調されているように、相手に自分の左肩の「後ろ側」を見せるくらい、しっかりと横を向くことが重要です。 正面を向いたままボールを迎えに行ってしまうと、腰が折れてしまい、軸がぶれてコントロールを失ってしまいます。
特に意識してほしいのは、「逆クロスに打つくらいのつもりで肩を入れる」ことです。 これを行うことで、体幹の捻りを使えるようになり、手先だけでなく全身の力で打てるようになります。 [06:28] のポイントでは、左手をしっかり高く出して、落下地点を正確に測ることの重要性も語られています。
横を向く習慣がつくと、ストレートにもクロスにも自在に打ち分けられるようになります。 「どこに打つかバレたくないから正面を向く」のではなく、「しっかり横を向いてから、腕の振りでコースを変える」のが上級者のテクニックです。 これだけで、相手にプレッシャーを与えることができるようになりますよ。
ポイント3:スライス回転をかけて「8割の力」でコントロールする
スマッシュは「100%の力で叩きつけるもの」と思っていませんか? 実は、プロでも100%のフラットで叩くことは少なく、スライス回転を混ぜて安定させています。 [09:12] で語られている通り、少し右側にラケットを振り抜いて回転をかけることで、ネットミスやオーバーミスを防ぐことができます。
特に緊張する場面(チキりそうな場面)ほど、スライス回転の安心感が必要になります。 [09:44] の比較映像を見れば分かりますが、フラットとスライスでは打球音から違います。 「バキッ」という音ではなく、少し厚めに当てつつ回転をかけることで、コートに収まる確率がグンと上がります。
また、松尾プロは「スマッシュ1発で決めようと思わないこと」も推奨しています。 [08:04] のように、スマッシュで相手を追い込み、返ってきたボールを次のボレーで決める、という2段構えのイメージを持ちましょう。 「次がある」と思えるだけで心の余裕が生まれ、結果としてスマッシュ自体の成功率も高まるという、魔法のような考え方です。
実践してみた感想・気づき
実際に「ボールの斜め左下に入る」ことと「左肩を入れる」ことを意識してプレーしてみました。 まず驚いたのは、ボールとの距離感が驚くほど掴みやすくなったことです。 今まではボールの真下に入ろうとして、急な風で落下地点が変わると対応できませんでした。 しかし、少し左側にスペースを空けて待つことで、多少のズレも腕のリーチでカバーできるようになりました。
また、「逆クロスを狙う構え」を意識すると、打つ直前までコースを隠せる感覚があります。 スクールの練習で試した際も、コーチから「構えが良くなって、どこに飛んでくるか予測しづらくなった」と褒めていただけました。 これまでは力んで腕だけで振っていましたが、しっかり横を向くことで、軽い力でも鋭いボールが飛ぶようになったのが大きな収穫です。
最後のアクションである「次のボレーまでイメージする」という点も、メンタル面に大きく作用しました。 「決まらなくても大丈夫」という逃げ道を作っておくことで、肩の力が抜け、スムーズなスイングができるようになったと感じています。 スマッシュが苦手な人ほど、この「心の余裕」を作る工夫が大切ではないでしょうか。
まとめ:明日から使えるアクション
- ボールの斜め左下に潜り込む
- 自分の右側に腕を振り抜けるスペースを確保しよう。
- 左肩を相手に見せるくらい深く入れる
- 逆クロスを狙う構えを作り、体の軸をまっすぐ保とう。
- スライス回転を意識して打つ
- ドフラットで叩くのではなく、回転をかけて確実にコートへ収めよう。
- 「決まらなくても次がある」と考える
- スマッシュと次のボレーをセットでイメージして、心の余裕を持とう。
- 追い込まれたらジャンピングスマッシュに挑戦
- 斜め後ろに跳びながら、右足の蹴りを使って打点を前に保ってみよう。
皆さんもぜひ、次の練習でこの「左肩の入れ方」から試してみてください。 スマッシュが得意になれば、テニスの楽しさがもっと広がりますよ。一緒に頑張りましょう!
