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テニス初心者、初級者、初中級者のレベルの目安とは

saratogax
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自分のテニスの実力ってどのくらいかハッキリ言えますか?

一般的なテニススクールでは、スクール内でランク分けがされていますが、「初心者」「中級者」「上級者」のような大雑把なものではなく、スクール独自のランク設定になっているところが多いと思います。

テニスが初めての人は、一番下の初心者クラスや 2 番目くらいのクラスに割り当てられることが多いですが、経験者の場合は担当コーチの判断に委ねることになります。

ただ、ある一定の判断基準は用意されているので、コーチも複数の体験レッスンの生徒をしっかり見ながらレベルを見極めてくれます。

一方、ネットなどで希望者を募ってテニスをしたり、草トーナメントのような試合を行う場合、「初級」「初中級」「中級」「中上級」「上級」「オープン」など、こちらもざっくりとした表現でメンバー募集していることが多いです。

参加する側は「自分がどのレベルなのか」、メンバーを募集する側は「どんなレベルの人に参加してほしいのか」、ここがミスマッチだとお互いが残念なことになりますよね。

では、世間一般的にはどうやってレベル判断をしているのでしょうか。そこを調べてみたいと思います。

NTRPによる細かいレベル設定

冒頭でも書いた通り、実際に自分が「初級」「初中級」「中級」「中上級」「上級」「オープン」のどの辺のレベルなのか、自分の経験値だけでは判断しにくいところがあります。

まず、経験年数がアテにならないというのが悩ましいところです。

例えば、テニス経験 3 年の方が 3 人いたとします。それぞれのテニス実績は以下の通りです。

・高校の部活でやっていて試合にも出ていた
・大学のサークルで楽しむ程度にしていた
・社会人になってからスクールに週1回通っている

部活やサークルなど学生の頃からテニスをしている人と、社会人になってからスクールに通っている人では、同じ 3 年という期間でもテニスをしたトータルの時間は異なります。

また、練習の密度も大きく違うハズなので、一緒にテニスをしたら大きな実力差が生じそうです。

では、どのようにレベルを判断したらいいのでしょうか。

一般的に明確な基準はあるわけではありませんが、アメリカに「全米テニス協会評価プログラム(NTRP)ガイドライン」というものがあります。

ここでは「初級」から「中級」くらいまでに絞って紹介したいと思いますが、自分の技量を少し辛口に評価したものを当てはめると良さそうです。

実際に認定をもらうには、正式なところで判定してもらう必要があるのでここでは目安としてください。

NTRPに定義されている技術別の評価軸

技術については「フォアハンド」「バックハンド」「サーブ・リターン」「ボレー」などについて細かく判断材料が書かれています。

翻訳が正確ではないかもしれませんが、大まかに紹介します。

レベルNTRP値技量の目安
初心1.0~1.5テニスを始めたばかりで経験が少ない
初級2.0「ストローク」「ボレー」「サーブ」がまだ狙ったところに打てていない
初級2.5「ストローク」「ボレー」「サーブ」が安定しつつあり、ロブショットなど状況に応じた対応ができるようになってきた
初中級3.0「ストローク」「ボレー」「サーブ」の左右のコントロールができつつあるが、まだ前後(浅い、深い)のコントロールが安定していない
中級3.5「ストローク」「ボレー」「サーブ」は狙った球が打てるようになり、スピンなどを交えた安定感のあるプレーができる

「初心」「初級」「初中級」の大まかな判断基準を書いてみましたが、要は技術というよりも安定感でレベルが決まっていくようです。

強いショットやサーブが打てるようになっても、簡単なミスを犯したり、ポジショニングが悪いと試合で勝つことはなかなかできません。

よって、まずは以下の技術を目指します。

・同じくらいのレベルの人との安定したラリー
・左右のコントロール
・前後のコントロール
・ロブやスピンなど状況に応じたショット

これらが少しずつ安定してきたら、自分の中で、「まだ初級かな?」「初中級までステップアップしたかな?」っと自覚していくのがいいと思います。

いつまでも遠慮して自分を過小評価するのが一番もったいないので、少しレベルが高いかもっと思っても、積極的に上のレベルに参加していくと効率よく実力アップできると思います。

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フリーランスエンジニア
仕事にも趣味にも IT を駆使するフリーランスエンジニア。技術的な TIPS や日々の生活の中で深堀りしてみたくなったことを備忘録として残していきます。
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