猪名川沿いでオススメのサイクリングコース(豊中~伊丹~川西)
クロスバイクを購入したのはいいけど、街乗りばかりで飽きてきちゃったよ
住宅街に入っちゃうと狭い道が多いし、そんな道路に限って車も多いよね。せっかくのロードバイクが宝の持ち腐れだ
やっぱ快適に走行するなら川沿いでしょ。多少の上り下りはあるけど、車を気にせず突っ走れるよ
以前から、運動不足の社会人にオススメしていた猪名川の堤防。
取材のため新しくクロスバイクを購入したこともあり、川沿いを北上してどこまで行けるのかチャレンジしてみました。
この猪名川、途中に大阪国際空港(伊丹空港)もあり景色に飽きることもありません。
そんなオススメのサイクリングコースを紹介したいと思います。
事前準備
ずっと川沿いを走るだけならいいのですが、場所によっては少し迂回しないといけないケースも出てきます。
また目的地によっては、地図に頼る場面もあるでしょう。
そこで、自転車にスマホを装着するアイテムをオススメします。
これだとスマホをいちいちカバンから取り出したりする必要がなく、信号待ちでも余裕をもって調べものができます。
その他、こだわり始めるとキリがないですが、快適なサイクリングになるように必要最低限のアイテムは揃えておきたいですね。
・ドリンクホルダー
・サイクリングウエア(パンツ)
・ゴーグル(サングラス)
川沿いは虫が多いので、ゴーグルはあった方がいいなと思います。
冬場は冷たい風にも対応できますし、夏場の日差しにはサングラス代わりになります。
体力の天敵、日焼けも防止したいですしね。
私は「AirFly」を購入したので、これも併せてお伝えしていけたらと思います。
猪名川のスタート地点
どこからスタートしてもいいのですが、せっかくなので着陸直前の飛行機を真下から見られるスポットに寄ってからにしましょう。
(豊中市原田南や原田西の辺り)
この飛行機撮影の聖地、ずっと「アドプトリバー千里川」という名称なのかと思っていたのですが、どうやら違うらしい。
アドプトリバーは、参加団体が府民と共に河川環境の美化に取り組むことを目的した活動のようです。
飛行機が真下を通過するところまで行くともっと迫力があるのですが、ちょっとズレた場所からでもこんな写真が撮れます。
原田大橋の反対車線から千里川を下っていくと、猪名川と合流する地点に出ることができます。
今回は、ここから猪名川を北上することにしましょう。
空港線から直接来る場合は、フットサル場のところから堤防に上がるといいと思います。
(自転車のままでは上がれませんが)
園田競馬場からイオンモール伊丹
スタート地点の写真の奥にも見えますが、猪名川沿いを走り始めると「ごみ焼却施設(豊中市伊丹市クリーンランド)」が登場します。
そして向こう岸には「園田競馬場」が。
残念ながら、こちら側から馬が走っている姿を見ることはできないのですよね・・・。
さて、このスタートから少しの間は平坦な道が続きます。
比較的スピードも出しやすいですが、見通しが悪いアップダウンのある場所では注意が必要です。
まだ出だしですし、気持ちの良い程度のギアにして伊丹を目指しましょう。
神津大橋を超えてさらに北上すると、左手に「イオンモール伊丹」が見えてきます。
出来た当初は「ダイヤモンドシティ」という名称だったと思うのですが、いつの間にかその名前じゃなくなっていたのですね。
途中、意図的なのか、ガタガタする道があるので走行に気を付けてください。
サスペンションが付いているチャリでも、それなりにハンドルに振動がきます。
大阪国際空港(伊丹空港)から北伊丹
伊丹を北上していると右手に空港が見えてきます。
望遠レンズがあれば、飛行機もキレイに撮影できること間違いなし。
土手からの撮影もいいですが、もう少し進むと「エアフロントオアシス下河原」というスポットがあるので、ここで飛行機の離着陸の瞬間を撮るのもいいですね。
下の写真は滑走路なのですが、古い iPhone ではこれが限界・・・。
離着陸にこだわらないなら、冒頭の千里川からの撮影をオススメします。
あっ、いつの間にか「伊丹スカイパーク」という空港沿いの公園もできているみたいですね。
もしかすると、現在はここがベストスポットなのかもしれません。
エアフロントオアシス下河原のところにある箕面川を越えたら左へ、そのままカーブしながら道なりで国道 171 号線に出れますが、途中で猪名川の土手に降りましょう。
国道 171 号線は高架下を通過することをオススメします。
土手に降りる場所がわかりにくいので地図を貼っておきます。
(赤いポインタのマークの部分を参考にしてください)
国道を通過したら北伊丹となります。
(JR の駅は川向こうですけどね)
川向こうにエディオン(伊丹店)があるので、スマホの充電器やアクセサリーなど、サイクリング中に非常事態が発生した場合は寄ってもいいかもしれません。
川西池田
北伊丹をさらに北上すると川西池田のエリアに。
この辺りから右手に「阪神高速 11 号池田線」の高架が見えてくるので、それを見ながらの走行になります。
途中、堤防に上がる道があるので、そこから再び堤防を走行することに。
下の写真で言うと、橋の手前の坂がそのポイントの箇所です。
堤防に上がると阪神高速の高架が間近に見え、その高架下には駐車場や公衆トイレがあります。
トイレ休憩はここで済ませておくといいですね。
ちなみに、堤防の上の道は左右が下がっていて平らではありません。
また、河川敷には野球やサッカーのグラウンドがあり、堤防で観戦されている保護者の方もたくさん。
スピードは出さずに安全運転で通過しましょう。
そのまま北上すると、アーチの掛かった高架が見えてきます。
そして手前には阪急電車も横切るという・・・。
ちょうど、阪急宝塚線の「池田駅」と「川西能勢口駅」の間に猪名川が通っているのですよね。
写真を撮ったり寄り道しながらですが、スタートからここまで 30 分から 1 時間くらいあれば到着です。
絹延橋からどこに向かうかの選択
ここから、アーチの掛かった高架を目指して進みます。
阪急宝塚線の線路や、国道 176 号線近くの幹線道路など、橋の下を通過するのでアップダウンが何度かありますが気にしなくて大丈夫。
アーチの高架を目指していれば猪名川から逸れることもありません。
そしてアーチの高架の正体は、先ほどまで右側を走っていた阪神高速ですね。
途中で阪神高速が猪名川の岸向こうを通り、そしてまたこちら側へと戻ってきます。
その戻ってくる際に、猪名川を超えるため「新猪名川大橋」を渡るのですが、その橋に架かっているアーチがこれでした。
まとめ
猪名川を園田方面から北上し、川西池田方面までのルートを紹介してきました。
ほぼ堤防沿いを走れるので、気候が良ければ快適なサイクリングになること間違いなし。
途中に伊丹空港など、撮影スポットもいくつかあるので、のんびりと写真を撮りながら運動するのもいいと思います。
ただ冬の寒い時期でも、水分補給は大切なので忘れないように。
私は、疲労回復効果の高いアミノ酸飲料を、ドリンクホルダーにセットして持って行っています。
絹延橋からのサイクリングコースも別途調べてみましたので、興味があればご覧ください。